黒磯市
黒磯の昔話 那須湯本温泉に≪殺生石≫がある。
12世紀中頃近衛天皇がご寵愛されていた玉藻という美女を
陰陽師が占なってみたら
{中国の幽王・段の周王・天笠の皇太子の女となりそれぞれ国を亡ぼした
金毛白面九尾の狐で遣隋使の吉備真備について日本へきた}という。
皆仰天して調状祈祷を行った。
玉藻は九尾の大狐なって飛び去った。
三浦介義明と上総介広常が追討射止めたが死体は石になり
触れるもの上を飛ぶ虫や鳥まで殺す毒気を放った。
次に玄翁和尚が祈祷し金槌をふりおろすと石はくだけ一つは
会津に一つは備後に飛んだ。それでも今直異臭を放っている。
この石は輝石安山岩でガスを墳出する硫黄孔がある。
黒磯市高久町 近くに那須山麓湿地群高久甲・高久乙がある。
≪遊行柳≫ 文明2年(1470)遊行十九代尊晄上人が行脚の折りこの木の下
で柳の精と歌をよみかわしたといういわれから遊行上人行脚の際はこの柳の
下で和歌一首を詠む習慣があったと伝えられる。
元録2年(1689)4月芭蕉が奥の細道紀行でたちより詠んだ。
≪田一枚植えて立ちさる柳かな≫
蕪村は≪柳散 清水涸 石処 ≫と詠んだ。那須町芦野温泉神社内
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